SSブログ

【世】 Légion旅団⑧:ポール・セザンヌの箱庭[2] [【世】:地域情報]



前回、サン・ソヴール大聖堂画像を写真素材HPから拾ったら抹殺
 
これがなかなか・・・ステンドグラス協会といえば、 Windows うぷ ろーど によって 記事更新まで封殺

んで、再チャレ・再リベ

暑くなってきた中で、またまたK君の建造物写真に付き合う形でハードに歩き回って早くも12時近くになったので、集合場所の 「カフェ レ・ドゥー・ギャルソン」   に戻ることにした。

サン・ソブール大聖堂から、K君のプロヴァンス産のタイルのお土産を買うためにお土産屋に寄っ後の話。さすがは、プロヴァンスの中心地だけあって、ラベンダーのポプリやらラベンダーの写真やら紫系が所狭しと置かれていたり、強烈な香りを漂わせていたりする店内。まぁ、たまたま入って見る分には悪くないけれど、これは中毒になりそうな強烈度だった。そんなお土産屋がある旧市街地を抜けて、地図も見ずに適当に戻ってくると、当たらずとも遠からずの地点までやってきてやっと地図で確認するあたり・・・人生を語っている感が・・・


ちなみに、お土産屋にも置いてある セミ・・・プロヴァンスでは幸福をもたらすシンボルとして崇められている。まだ、6月初旬の今日この頃はセミは鳴いていなかったが店内でのおもちゃはいじれば リアルに鳴きまくっていた

「カフェ レ・ドゥー・ギャルソン」 を目の前にしたミラボー通りで待っていても、一向に他のメンバーが現れない。仕方がないのでK君がナタリーに電話すると、そのうちナタリーが徒歩で迎えに来た。どうやら、他のメンバー達はすでに、ランチのお店にいるとの事。あろうことか、戻ってきた道をまた戻って、午前中に通り過ぎたお店にまた出向くことになった

もう、定番の・・・至るところで見かけるオープンテラスのお店。しかし、あろうことか、ちょうど席がパラソルの立ち位置が悪く直射が当たる日焼けZONE。見かけ、普通のかよわい女性におぼしきK子さんが力ずくでパラソルの位置を移動させた。例によって、ナタリーが配られたメニューの日本語解説。ナタリーはニースでもないのに、ニースサラダをチョイスしていた。ニースサラダ・・・そう、私は日本から引きずっている口内炎が未だ完治せず、わざわざ塗り薬:ケナログを持参していたのだった。当然、サラダは候補中の候補だったが、アラカルトも安かったので肉・魚またまた迷って今度は肉にした

例によって出てくる炭酸水は、今回は、サンペレグリノ・・・実はこれは名前通り イタリア産だったわけだが、恥ずかしながら帰国してから知った。ヴォドワとどっこい・どっこいの炭酸料。きめ細やかさではサンペレグリノに軍配?しかし、よもや「お水の国:フランス」でイタリア産が出回ろうとは・・・どうもノンガスの普通の水はあんまり出てこない。これは注文しないと出てこないようだ。まぁ、自分は炭酸水、とりわけ強烈なペリエがあればそれでいい感じ。


前夜の高級ホテルでのディナー 蠅プレート の時のように、やっぱりナタリーを除く女性陣は食べきれないってことで、またまたプレートの中がちゃんぽんに・・・結局自分もニースサラダにしとけばよかったんじゃないかという、ちょっとだけ後ろめたい後悔が・・・

そんな ニース風サラダ ってのは ざっくり こんなもん・・・(もっと本場はゴツイ量だけど)

お腹もほどほど一杯になったところで (決して満杯にはなっていない) なぜか、記念撮影。ちゃんと、炭酸水を撮りたかったからそれを持ってポーズだが、結局のところ自分のカメラとかじゃないのでちゃんと撮れたのかどうかは未だに不明

さて、午後・・・本命のセザンヌのアトリエに車で向かう。木々の多いエクサンプロヴァンスであってもやっぱり日差しが強くて暑い。まぁ、日本のように湿気が多いわけではないからジメジメと蒸し暑い感じじゃなくて、気がついたらカラダが火照っていて小粒の汗が噴き出しかけている感じ。ナタリーもどうやら行ったことがない感じだったから、小高い丘にあるといわれるその セザンヌのアトリエのありかもなかなかおぼつかない。愛も変わらず飛ばして走行迷走中ではあったが・・・

通行人に場所と道を訪ねて、それらしき場所を通り過ぎて・・・一周目では気付かなかったが・・・また、路駐問題によって、目的地から少し離れた場所に停めて・・・来た道を徒歩で降りていくと・・・




鬱蒼と生い茂った森の中に赤い門。そこから入ると・・・いかにも芸術家がコモってそうなアジトが・・・
 ポ ー ル ・ セ ザ ン ヌ の ア ト リ エ 

そう、なかなかいいい味を出した感じのレトロすぎる「小屋」が・・・

そして、アトリエ見学後に、庭散歩で進んだ庭から見たアトリエ外観

庭散歩で進んだ北側(路駐している方面)の外観

順路が違うが、メインの あの 「近代絵画の父」 として知られる
  ポール・セザンヌ のアトリエ
(ここは入場料とられる・・・ € 5.5)



アトリエには、複数のビジターが・・・「!」こんなところに日本人!?・・・いや、違った。チャイニーズの若い女子が2人組で来ていた。あとは、イギリスだろうか・・・どうも会話が英語っぽい。アトリエで「監視」しているガイドにナタリーが話しかけている。世間話なのかセザンヌの事か・・・・多分、どっちもか

ひと部屋だけのアトリエ見学にそう時間はかからなかった。外観を見て回るために、庭に出たが、ここの森がもう、超自然体というか、手入れされていない。幸い虫に刺されることはなかったが、この荒れ放題が逆に味があるのだろう。むしろ、ここは公開歩道ではないので、見物人もそう立ち入らないのかもしれない

その後・・・アトリエを出て元来た上り坂を登ってクルマに戻り・・・さて、どこへ行くかと思えば、随分とこの丘から山道に入った感じの高速山道ドライブが続く。これは、さながら、昨夜のワイナリーレストランを彷彿させるような森が続く山道・・・

それが、突然開けた感じになって眼前に 岩山 が デッカク登場!

 サ ン ・ ヴ ィ ク ト ワ  ール 山 



ポール・セザンヌ  が 絵画 で 描くと ・・・


一瞬一瞬の絶景ピクチャーシャッターチャンスポイントを逃したK君が悔しがるのを見てか見ていないか・・・いや、見ていないのだろう・・・ナタリーはこの山に沿うアスファルトのヘアピンカーブを幾度もドリフトして突き進んでいく。しばらくして、荒野が目の前に広がり、どうやら車を止めれそうな場所に着く。ここで車を降りて・・・写真タイムかと思ったら、何やらあの目の前にさっきから堂々と広がっている岩山に向かって歩き出した!

「まさか、登るの!?」「ココってもしかして登山口?!」・・・日本人女性陣は悲痛な顔をして悲鳴に近い声を上げる!・・・ナタリーは歩いて進んでいく。本当に登るなら、こりゃ・・・ロッククライミングだろうさ!

山道を走ってきたとはいえ、標高が高いわけでもなく、太陽は容赦なく照りつけ、この砂利道を歩き進むのもちょっと汗ばむ感じ。しばらくして・・・ピクチャータイム。やっぱり登るわけではなかった・・・

・・・まだまだお天道様が頭の上だという午後の夕方・・・今日もなぜか長い一日になった・・・だから、不覚にも帰りの山道ドライブでは半爆睡していた。意識がない時間があったようだ。あの、縦ユレ・横ユレ激しいナタリードライブだったにもかかわらず・・・

その高速走行のおかげで山道を降り、いつのまにかエクサンプロヴァンスの市内を外周する通りまで降りてきて・・・郊外をちょっと走ればもう、例の長期滞在のモーテルへ着いた

ここで、夕飯の議論・・・しかし、どうやらハードワークでお疲れ気味の K子さんは、その再び戻ってエクサンプロフヴァンスでメシを食べるというプランを却下した。メシ抜きでお休みになられるという・・・

モーテルでしばらく休憩後、少し涼しくなった18時すぎ以降から、K子さんを除いた面々は再び車に乗り込み、エクサンの街へ。対面通行が不可能なミラボー通りを過ぎた辺りの路地から、予約したお店を探し、ナタリーはまた、車の置き場所を探して、店で合流

メニュー見て・・・ナタリーと相談して、なんか適当に頼んだ記憶が・・・ただし、ワイン好きのK子さんが「欠席」のため、いつものように2~3本は注文しなかったような・・・こじんまりとしたいかにも地元民が通いそうな路地裏のお店だったが、お隣の席には・・・英語?・・・どうやらイギリス人はこんな所にも出没中のようだ

料理を忘れるぐらいだから、特別になにか美味いモノを食ったということは・・・デザートぐらいか。シメにカプチーノだったか・・・まぁ、いつものイタリア式のような食し方だったぐらいの記憶容量だが、ここでも炭酸水だけはなぜかチェックしていた。どうも、サンペレグリノだったような気がする。この炭酸水だけは欠かさず毎回飲んでいる

そういえば、ナタリーが車の置き場所を探すとか言っていて、場所をケータイでTELした時にお見かけしたのが、路上の何気ないポール。いわゆる、車止めのポールなのだが、ロータリーから狭い路地に入る小道に設置してあった。これが・・・その付近の住民の車だと、クルマに反応するのかそれともドライバーが専用のボタンか何かを押すのか・・・自動で、そのポールが下がって通行可能になるシステムだった。それを目の前で目の当たりにした時にはなぜか感動した。公衆トイレも有料でそれないり汚いし、当然、ジャパニメーションは入ってきてても、ウォッシュレットなどの日本ガラパゴス機能文化などが皆目見当たらないこのお国柄で、ちょっとしたオートメーションを見られたのに微々っとカルチャーショックを覚えたのかもしれない

夜も更けてさすがに、21時すぎ・・・またゴツイ車に乗り込み・・・狭い、エクサンプロヴァンスの裏路地を強引に車で通行して、目抜き通りに出て・・・しばらく走ってモーテル到着で解散。いつもK君が譲ってくれるシャワーを先に浴びてノイジーないびきを喰らう前に意識が飛んだような・・・そして、またその轟音で起きたような・・・そんな長い後半戦だった

nice!(3)  コメント(13) 

nice! 3

コメント 13

デルフィー

蝉が幸福のシンボルなんですね~
所変わればって感じですねw
ステンドグラス、素晴らしいんでしょうね~見てみたい♪
by デルフィー (2014-07-27 19:03) 

み〜

せみ・・・いまいち。ふくろうの方がいいね。
by み〜 (2014-07-27 21:42) 

デルフィー

炭酸水好きなんですねw
アトリエ、味があって良いですね(*'ω'*)
by デルフィー (2014-08-05 06:07) 

とまと

セミ、意味は分かりますが、デフォルメされてもあまりかわいくない^^

by とまと (2014-08-05 08:21) 

み〜

カルスト台地っぽいと思ったらやっぱり石灰岩の山ですね
by み〜 (2014-08-05 22:06) 

とまと

そうそう、蝉がうるさくて^^
あたりがつよくてすみません
by とまと (2014-08-06 15:01) 

ドドンガ

セミすごいね!炭酸水は何で飲んでるの?好きなのかな☆
by ドドンガ (2014-08-06 23:46) 

ジル

セミだ~セザンヌだ~写真だ~
ktrさんのところで写真を見たのは初めてな気がするくらい珍しい気がする。
良いですね~^^ フランスですね。
セミ面白いですね。 オリーブの枝模様?のが好きだな。

>これがウワサの ミドリムシドリンク かぁあwww
ゆーぐれなもにたーしたことあるのですが、
↓これすごくいまいちだった。
http://gillie8000.blog.so-net.ne.jp/2013-12-07
↓こっちはミドリムシ関係なくオニオンテイストがうまかった。
http://gillie8000.blog.so-net.ne.jp/2013-09-17
by ジル (2014-08-06 23:47) 

ジル

>セミ
うんうん、全然可愛くないけど^^
by ジル (2014-08-06 23:47) 

goro2001

「ひぐらしのなく頃に」なので縁起がいい....のか

by goro2001 (2014-08-07 00:52) 

み〜

そういえば、自分でとった写真て見かけないね

by み〜 (2014-08-07 13:08) 

goro2001

ポールがモーリアがるのはゆるセザンヌ 
by goro2001 (2014-08-08 10:43) 

み〜

今日はちょっとだけ!?株が下がりました。。。アベシ(>_<)

by み〜 (2014-08-08 15:25) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
経 済 指 標 カ レ ン ダ ー
金融ポータルサイト、Investing.com 日本によって提供されている経済カレンダー

政 策 金 利

Investing.com
Investing.com 日本 によって機能された政策金利表。