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【♪】 R.I.P. Keith & EL&P [【♪】:音響源]



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Keith Emerson Band Message for Billboard Live Tour 2016

エマーソン、レイク&パーマー(Emerson, Lake And Palmer)やザ・ナイス(The Nice)などで知られるキース・エマーソン(Keith Emerson)が3月10日、米カリフォルニア州サンタモニカの自宅で死去。エマーソン、レイク&パーマーとカール・パーマーのFacebookページが訃報を伝えている。詳しい死因は明らかにされていないが、銃による自殺が濃厚。71歳

2011年3月20日・・・日本の東日本大震災の被災者に捧げる曲 "The Land Of Rising Sun (日出ずる国へ)" をメッセージ(字幕)と共にYouTubeで公開した


"The Land Of Rising Sun (日出ずる国へ)"


キースの音楽性の根本にはジャズ、クラシック、ロックの3本の柱がある

シンセサイザーを初めてロックに持ち込んだ一人として音楽史に功績を残している。さらに、 ハモンドオルガンの使用と言えばキースが出始めた当時、ジャズオルガンとしてが主流だった。ハモンドの新しい可能性を指向したキースはよりヘビーな音を出すための方法として、オルガンを歪ませる、2nd又は3rdパーカッションの音を敢えて強調するという手段をとった。同じような可能性を指向していた人物としてディープ・パープルのジョン・ロードがいた

彼が痛めつける目的で使っていたのはハモンドL-100でザ・ナイス時代から使用している。使用不能になったオルガンも数多かったと言う。電源を切ったり入れたりを繰り返してピッチを不安定にさせたり(電源を切っても構造的にトーンホイールの回転はすぐには止まらないので、音程が不安定になりながら回転が遅くなり、最後には回転が止まると共に音も鳴らなくなる。逆に電源を入れると、徐々にピッチが上がって、一定のピッチで安定する)、ハモンドの鍵盤にナイフ(1972年、ELPの後楽園球場公演では日本刀をも突き刺した。当時はステージ毎に鍵盤を交換していたらしい)を突き立てて音を鳴りっぱなしの状態にしたり、オルガンを傾けたり持ち上げ、オルガンの上に乗って揺さぶりながら前に進んだり、場合によっては放り投げたり蹴り飛ばし、スプリング・リバーブの特性である過度の衝撃での爆発音を出し(スプリング・リバーブに手を突っ込み、爆音を鳴らすこともあった)、さらにL-100のスピーカーと、オルガンのすぐ脇にあるキーボードのモニターとして使用されているPAスピーカーを近づけてハウリングを起こさせたり、オルガンの下敷きになってキーボードを弾いたりなどと、ハードロックのギタリスト顔負けの過激なステージングを行った。その当時は

「 オ ル ガ ン の ジ ミ ・ ヘ ン ド リ ッ ク ス 」

と形容されたりもした。ザ・ナイス時代にロイヤル・アルバート・ホールで行われたビアフラ救済チャリティーコンサートにおいては、オルガンを蹴り飛ばし、裏返しにした上でそこにアメリカ国旗をのせ、国旗ごと火を放つというパフォーマンスを行い、以後同ホールはロックミュージシャンには一切使用許可を出さなくなった








エマーソン・レイク・アンド・パーマー(EL&P)は、プログレッシブ・ロックの代表的なバンドとして人気があり、キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、イエスとともに「プログレッシブ・ロック四天王」、あるいは、ジェネシスを加えて「プログレッシブ・ロック5大バンド」とされている

我が、敬愛するプログレの登竜門となった EL&P の 名(迷)曲、 TARKUS

冒頭の難解な不協和音と、70年代プログレ特有のちょいダークな展開・・・それにさじを投げ、眉を顰めるも・・・次第に中毒化していった自分がここにいた

(表題曲である「タルカス」のほぼ全編で使われている ド・ファ・ソ・シb・ミbのコードはキース・エマーソンのトレード・マーク的な音で、ELPの多くの曲でこのコードが使われており、ELPっぽい音を狙った場合の定番として知)


平清盛OST タルカス - 1曲目「噴火 - Eruption」


個人的に、NHK大河の低迷の終わりの始まりを作った、『平清盛』 での演奏が今なおノスタルジック。龍馬伝と同じ視覚効果の土煙が土臭いとの不評だったのと、戦闘シーンが多いだけに、この大曲の6曲目「戦場 - Battlefield」も伏線効果を狙ったのか、その冒頭のショックインパクト:不協和音テーマ曲の組み合わせが不況だった

日本の作曲家である吉松隆がオーケストラ・ヴァージョンとして編曲したものが、2010年に発売された『タルカス〜クラシック meets ロック』に収録されている。指揮は吉松と親交の深い藤岡幸夫が担当、管弦楽演奏は東京フィルハーモニー交響楽団で初演のライブ録音(2010年3月14日 於東京オペラシティコンサートホール)。また、2012年放送のNHK大河ドラマ『平清盛』でオーケストラ版が劇中音楽として使用されている(指揮と演奏は同じだが新録音)。2013年3月20日に行われた「吉松隆 還暦コンサート『鳥の響展』」でも演奏されたが(会場と指揮・管弦楽演奏は初演と同じ)、この時はキース・エマーソン本人が聴きに訪れた。この演奏会の模様を収録した『《鳥の響展》ライブ』のライナーノーツには、キース・エマーソンと吉松隆の対談も掲載されている

ELPおよびザ・ナイスの影響により、多くのキーボード・トリオの編成のバンドが誕生している。トレース(オランダ)、トリアンヴィラート(ドイツ)、トリトナス(ドイツ)、トリップ(イタリア)、レ・オルメ(イタリア)、エッグ(イギリス)、クォーターマス(イギリス)、レフュジー(イギリス)、UK(イギリス)、タガ・バンド(イギリス)、デジャ・ヴ(日本)、ソシアル・テンション(日本)、アルス・ノヴァ(日本)、ジェラルド(日本)、センス・オブ・ワンダー(日本)、など。

Keith Emerson Band - Tarkus

追悼GOMG

新日本プロレステーマ曲


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2011年3月20日・・・日本の東日本大震災の被災者に捧げる曲 "The Land Of Rising Sun (日出ずる国へ)" をメッセージ(字幕)と共にYouTubeで公開した


"The Land Of Rising Sun (日出ずる国へ)"


キースの音楽性の根本にはジャズ、クラシック、ロックの3本の柱がある

シンセサイザーを初めてロックに持ち込んだ一人として音楽史に功績を残している。さらに、 ハモンドオルガンの使用と言えばキースが出始めた当時、ジャズオルガンとしてが主流だった。ハモンドの新しい可能性を指向したキースはよりヘビーな音を出すための方法として、オルガンを歪ませる、2nd又は3rdパーカッションの音を敢えて強調するという手段をとった。同じような可能性を指向していた人物としてディープ・パープルのジョン・ロードがいた

彼が痛めつける目的で使っていたのはハモンドL-100でザ・ナイス時代から使用している。使用不能になったオルガンも数多かったと言う。電源を切ったり入れたりを繰り返してピッチを不安定にさせたり(電源を切っても構造的にトーンホイールの回転はすぐには止まらないので、音程が不安定になりながら回転が遅くなり、最後には回転が止まると共に音も鳴らなくなる。逆に電源を入れると、徐々にピッチが上がって、一定のピッチで安定する)、ハモンドの鍵盤にナイフ(1972年、ELPの後楽園球場公演では日本刀をも突き刺した。当時はステージ毎に鍵盤を交換していたらしい)を突き立てて音を鳴りっぱなしの状態にしたり、オルガンを傾けたり持ち上げ、オルガンの上に乗って揺さぶりながら前に進んだり、場合によっては放り投げたり蹴り飛ばし、スプリング・リバーブの特性である過度の衝撃での爆発音を出し(スプリング・リバーブに手を突っ込み、爆音を鳴らすこともあった)、さらにL-100のスピーカーと、オルガンのすぐ脇にあるキーボードのモニターとして使用されているPAスピーカーを近づけてハウリングを起こさせたり、オルガンの下敷きになってキーボードを弾いたりなどと、ハードロックのギタリスト顔負けの過激なステージングを行った。その当時は

「 オ ル ガ ン の ジ ミ ・ ヘ ン ド リ ッ ク ス 」

と形容されたりもした。ザ・ナイス時代にロイヤル・アルバート・ホールで行われたビアフラ救済チャリティーコンサートにおいては、オルガンを蹴り飛ばし、裏返しにした上でそこにアメリカ国旗をのせ、国旗ごと火を放つというパフォーマンスを行い、以後同ホールはロックミュージシャンには一切使用許可を出さなくなった








エマーソン・レイク・アンド・パーマー(EL&P)は、プログレッシブ・ロックの代表的なバンドとして人気があり、キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、イエスとともに「プログレッシブ・ロック四天王」、あるいは、ジェネシスを加えて「プログレッシブ・ロック5大バンド」とされている

我が、敬愛するプログレの登竜門となった EL&P の 名(迷)曲、 TARKUS

冒頭の難解な不協和音と、70年代プログレ特有のちょいダークな展開・・・それにさじを投げ、眉を顰めるも・・・次第に中毒化していった自分がここにいた

(表題曲である「タルカス」のほぼ全編で使われている ド・ファ・ソ・シb・ミbのコードはキース・エマーソンのトレード・マーク的な音で、ELPの多くの曲でこのコードが使われており、ELPっぽい音を狙った場合の定番として知)


平清盛OST タルカス - 1曲目「噴火 - Eruption」


個人的に、NHK大河の低迷の終わりの始まりを作った、『平清盛』 での演奏が今なおノスタルジック。龍馬伝と同じ視覚効果の土煙が土臭いとの不評だったのと、戦闘シーンが多いだけに、この大曲の6曲目「戦場 - Battlefield」も伏線効果を狙ったのか、その冒頭のショックインパクト:不協和音テーマ曲の組み合わせが不況だった

日本の作曲家である吉松隆がオーケストラ・ヴァージョンとして編曲したものが、2010年に発売された『タルカス〜クラシック meets ロック』に収録されている。指揮は吉松と親交の深い藤岡幸夫が担当、管弦楽演奏は東京フィルハーモニー交響楽団で初演のライブ録音(2010年3月14日 於東京オペラシティコンサートホール)。また、2012年放送のNHK大河ドラマ『平清盛』でオーケストラ版が劇中音楽として使用されている(指揮と演奏は同じだが新録音)。2013年3月20日に行われた「吉松隆 還暦コンサート『鳥の響展』」でも演奏されたが(会場と指揮・管弦楽演奏は初演と同じ)、この時はキース・エマーソン本人が聴きに訪れた。この演奏会の模様を収録した『《鳥の響展》ライブ』のライナーノーツには、キース・エマーソンと吉松隆の対談も掲載されている

ELPおよびザ・ナイスの影響により、多くのキーボード・トリオの編成のバンドが誕生している。トレース(オランダ)、トリアンヴィラート(ドイツ)、トリトナス(ドイツ)、トリップ(イタリア)、レ・オルメ(イタリア)、エッグ(イギリス)、クォーターマス(イギリス)、レフュジー(イギリス)、UK(イギリス)、タガ・バンド(イギリス)、デジャ・ヴ(日本)、ソシアル・テンション(日本)、アルス・ノヴァ(日本)、ジェラルド(日本)、センス・オブ・ワンダー(日本)、など。

Keith Emerson Band - Tarkus

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